Economy

​ウズベキスタンの経済

ウズベキスタンでは、ミルジヨフ大統領就任後、積極的にビジネス緩和が推進されました。自由経済区の拡充、輸出外貨の強制売却撤廃、為替一本化、外貨売買自由化などが行われ市場改革を行いました。結果として、競争促進し、私有財産を保護するための包括的な体系的措置の実施のおかげで、様々な分野の中小企業の数が近年増加しました。そして、輸出志向の中小企業や民間企業に対する国からの支援が、昨今の輸出の成長に貢献しています。2016年には、3000を超える中小企業が154か国に商品を輸出しました。

また、独立当初より市場経済化については積極的にアプローチを採用した結果,CIS諸国(独立国家共同体)の中では、独立後の経済の落ち込みは比較的緩やかであり、GDP成長率は2004年から7~9%の高水準を維持しています。

外務省より

対外貿易に従事している企業数や輸出からの収益を牽引しているのは首都であるタシケントです。2番目と3番目の場所は、タシケントとサマルカンドの地域で占めています。輸出市場で活動している中小企業の数は、それぞれ約10パーセントと9パーセントを超えています。しかしウズベキスタンではまだ一般に、企業の輸出機会が完全には実現されていません。理由といえば、外国市場の機会や情報の欠如、海外での競争の激化、外国パートナーとのコミュニケーションの困難さなどが考えられています。現在は徐々にインフラを中心として日系企業がウズベキスタンに進出しているので、徐々にウズベキスタンと日本のビジネスとしてのコミュニケーションが図られています。

貿易 - trade -

ウズベキスタンの産業では農業が盛んで、そのなかでも綿花の輸出が産業の中心のひとつとなっています。他では特に果物栽培も強く、国内外問わずでは多くのウズベキスタン産が流通します。主な輸出品としては、ゴールドや資源が多いです。ゴールドの生産は盛んであり、 生産量は世界上位を位置し天然ガスや石油なども国内消費だけでなく輸出にも多く当てられています。ウランの生産量や石炭の埋蔵量も多いことから資源国として注目を浴びております。

輸入の貿易相手としては、中国・ロシアがメインで、韓国からの輸入も多くなっています。輸入の貿易相手の上位国とは、技能実習制度での関係性も深いものとなっているのが特徴です。2017年のウズベキスタン国家統計委員会によると輸出139.0億米ドル、輸入130.1億米ドルと報告されています。

<2017年度ウズベキスタン輸出産業>

<2017年度ウズベキスタン輸入元国>

農業 - Agriculture -

農業は主要産業の1つです。2018年は農業のGDPへの貢献は28.8%で、国の人口の27%が農業に従事していました。作物生産の構造における主なシェアは、野菜(36%)、穀物(25%)、ジャガイモ(10%)、綿(8%)で占められています。2015年以降、農業生産を多様化するために、綿花と小麦の下の面積が減少し、野菜、ジャガイモ、果物、メロンなどに割り当てられる面積が増加しています。最近では多くのオランダ企業がウズベキスタンを農業分野のパートナーとして注目しており、45社のオランダ企業がタシケントとナマンガンへの視察に参加しています。今後は温室技術や果物と野菜の冷蔵、動物の廃棄物を処理するための技術などへの投資も注目されています。  Flesh Plazaより

右の表は、2010年から2014年の期間に、耕作農地の面積、播種面積(Sown area )が減少していることを示しています。土壌の塩類化の増加の問題、周辺農場での土壌の質と適時の水の利用可能性などの問題があります。政府からは綿花と小麦の生産以外を行う混合農場に関する規則の緩和と家畜生産基地の改善への支援に続いています。季節に応じて放牧や干し草の生産の二重目的に使用できる牧草地や飼料作物の生産を増やす方向性です。

© 2019 Jyonan-Staff Bank